Tsのポケモン図鑑

S科のポケモンマスター

【SVシングルS2】厨パこそ正義!積んで速攻!セグヨザロンゲ構築!

みなさん初めまして。Tsと申します。

構築記事を書くのは2015年以来、8年ぶりのことだと思います。

当時はイッシュダブルの雨パの構築記事を「つんつん」という名前で書いていました。

久々に当時の記事を確認しようとしたところ、無くなっていました。(なんで?)

それはさておき、シングルでは初めてのシーズン完走でした。

SV 初期ということもあり、段々と環境の変化についていった結果の構築です。

構築コンセプト

ガブリアスとオーロンゲで起点作ってロトム以外の三体で積むだけ!

構築を考えた経緯

実はS1にも若干潜っていたのだが、その時はこんな感じのパーティを使っていた。

S1で感じたのは、とにかくテラスタルじゃんけんを制した方が勝てるということ。

また、上記のパーティをつかっていて明らかな火力不足を感じた。鉢巻カイリュー剣舞バレパンハッサムを構築の中心としていたが、鋼テラス等で押されて負けることが多々あった。

結果、構築の中心としたいポケモン

①技範囲が広いor相性補完が良いタイプの技を高火力で打てる

②テラスタルで一発逆転が容易に可能

③積み合戦になっても打ち勝てる

となった。

単体解説

努力値は全て個体値が31である前提です。場合に応じて個体値調整をしてください。

オーロンゲ

テラスタイプ:悪orフェアリー

特性:いたずらごころ

性格:ずぶとい

実数値:202(252)-140-128(252)-103-96(4)-80

調整:HBぶっぱで耐久重視のためDに4振り

持ち物:ひかりのねんど

技構成:ソウルクラッシュ/リフレクター/ひかりのかべ/すてゼリフ

起点作成ポケその1。前世代初登場のぶっ壊れ起点作成ポケモン。そもそもいたずらごころで両壁やでんじは、ちょうはつを上から叩き込めるだけで強いのに、今作ですてゼリフを獲得。環境No.1の起点作成ポケモンと言っても差し支えない。

また、確定でとくこうを下げるソウルクラッシュも有能で、対特殊アタッカーに関しては壁も駆使してほぼ無力化できる。加えて、Aに努力値は割いていないが元々の種族値が120と高めなため、弱点を突けば高火力を実現できる。

技構成は、上記のソウルクラッシュ、裏の積みポケにつなぐための両壁及びすてゼリフとなった。ひかりのねんどの効果も相まって両壁はかなり使いやすかった。すてゼリフに関しては言わずもがなで、攻撃特攻一段階下げで交代は強すぎ。特に、環境に一定数いるアシストパワーが強力なクエスパトラやかわらわり搭載のマスカーニャにもよく効いていた。カイリュー、デカヌチャンといったアンコール持ちに対しても、縛られる前にすてゼリフで起点回避も可能でとても強い。

ちなみに300戦ほど使用したが、テラスタルを一度も切らなかったので、特にテラスタイプを考察する必要はないと思われる。

選出率は70%超えで、どんな相手に対しても初手で仕事ができるというその有能っぷりはもはや構築の中心である。

ガブリアス

テラスタイプ:炎

特性:さめはだ

性格:ずぶとい

実数値:215(252)-150-161(252)-90-105-123(4)

調整:オーロンゲと同様。ミラーを考え、sに4振り。

持ち物:ゴツゴツメット

技構成:じならし/ドラゴンテール/ステルスロック/まきびし

起点作成ポケその2。今回の構築では選出率が一番低かった。同じ役割のオーロンゲが強すぎることもあるが、刺さる相手が思ったより少なかった。

そもそもこの型を採用した理由は環境にはびこるカイリュー対策のため。他に有効なポケモンウルガモスやラウドボーン、セグレイブ等。また、今作獲得したまきびしも使うことで、受けループに対してはかなりの効果が期待できる。

しかし、それにしても環境にドラゴンタイプが多すぎることやS2に発見された起点作成ふうせん持ちデカヌチャンに対して何もできないことから、選出するのをかなり渋ることも。

また、じならしとドラテだけでは強引な起点作成が難しいため、裏に積みアタッカーを選出するときは、オーロンゲ先輩も一緒に選出してあげましょう。(いつも頼りにしてます。)

コノヨザル

テラスタイプ:ノーマル

特性:やるき

性格:ようき

実数値:209(188)-135-100-63-119(70)-156(252)

調整:ミラーで上を取るため、陽気最速。BよりもDが欲しい場面が多いので、Dを気持ち多めに振る。

持ち物:たべのこし

技構成:ドレインパンチ/ふんどのこぶし/ビルドアップ/ちょうはつ

積みポケその1。S1最終1位のバンビーさんが動画内で使っていた型。

格闘とゴーストという考えうる最強のタイプ補完を持っており(両タイプを半減以下で受けられるのは、今のところ未解禁のヒスイゾロアークのみ)、ぶっ壊れの専用技ふんどのこぶしやドレインパンチで物理相手に無双する。ビルドかつたべのこし採用によって、相手が物理選出のみの場合にはHPがまったく減らないほど圧倒的な積み性能を持つ。

S1ではオーロンゲにちょうはつを搭載していたが、S2ではコノヨザルに搭載した。基本的にミラー(初手に限らず)の場合は上から挑発を通してビルドの起点にしていく動きが強いので、最速は必須と思われる。また、受けポケ、起点ポケに対して無類の強さを誇り、特性でねむり無効も相まって大抵の火力が乏しいポケモンに対しては積み戦術が有効になるケースが多い。

努力値振りとしては少しBに振ることを考えたが、有効打の無い特殊アタッカーと対面したときに積みたい場面が多かったため、バンビーさんの配分のままで採用することにした。

テラスタイプは環境に多いゴーストタイプメタとしてノーマルを採用。ゲンガー、ドラパルト、サーフゴー等と対面した時のびっくり箱的な感じではある。

セグレイブ

テラスタイプ:じめん

特性:ねつこうかん

性格:いじっぱり

持ち物:いかさまダイス

実数値:207(134)-216(252)-112-85-106-123(124)

調整:Sは準速70族抜きまで。残りはAぶっぱとHへ。

技構成:つららばり/こおりのつぶて/じしん/つるぎのまい

積みポケその2。今回の構築のエース。古来から有名なこおりとじめんの完璧なタイプ補完をテラスタル込みで高火力で放つだけで相手のパーティがどんどん崩れていく。特性で炎技を受けるとAが上昇するのも高評価で、何しろおにび無効が強すぎる。

環境では剣舞→龍舞が多いが、どうも龍舞時の火力がかゆいところに手が届かないのもあって、剣舞採用になった。ちなみに剣舞状態であれば、こおりのつぶてでもHBガブを確定一発になる。先制技にも関わらずものすごい火力だ。

自分でSを上げる手段がないのでどこまでSに振るかを考えたが、そもそも壁がある前提で場に出すので、そこまで速い必要はないと思い、準速70族抜きまでSを振りAにぶっぱ、残りをHに振った。

そういえば、某有名ポケモン実況者が、「もうダイスセグレイブって絶滅したんじゃないの?」と言っていたのだが、この型が強すぎて「それはさすがに嘘だろ」と思った。ギロチン採用のチョッキ型や珠、襷が多い感じなんだろうか。早くHOME連携して欲しい。

ラウドボーン

テラスタイプ:ほのお

特性:てんねん

性格:ずぶとい

持ち物:からぶりほけん

実数値:211(252)-72-144(84)-131(4)-96(4)-107(164)

調整:S+2で最速ドラパ抜き。Hぶっぱで気持ちCとDに振って残りをBに。

技構成:フレアソング/たたりめ/うたう/なまける

積みポケその3。ただ、こいつだけは起点が無くても無限の可能性を見出してくれる。相手に使われてぼこぼこにされたため採用。

今作の御三家であり、みがわり貫通かつ確定C↑のぶっ壊れ専用技があり、特性天然というようにあまりに優遇されすぎている。

環境には、おにび型や、フェアリーテラス、ふうせん型等様々な型があるが、終盤につれてうたう型が数を増やしていた気がする。

基本的には特殊一致弱点以外は一発耐えてくれるので、どのポケモンに対してもワンチャンを作ってくれる。二体倒された後に、テラスタル使わずに三タテを決めることもあった。ほんとうに苦しい時に助けてくれた。ハマると脳汁が出まくるので要注意。

ちなみにSを上げたいときにうたうが命中し、寝かせたいときに外れることもよくあり、パチンコポケモンになっていた。ただ、明らかに強い。

ラスタルは他に切ることが多いので、あまり気にしなくてもよいと思う。強いて言うなら、無効タイプを増やせるノーマルかフェアリーの方が良いかも。

ロトム

テラスタイプ:ゴースト

特性:ふゆう

性格:ひかえめ

持ち物:とつげきチョッキ

実数値:157(252)-76-127-172(252)-128(4)-106

調整:普通のHCぶっぱ。

技構成:ボルトチェンジ/10まんボルト/シャドーボール/ハイドロポンプ

S1からずっと同じ構成でパーティにいる。主な役割としては、物理受けに対して弱点をついて崩すため。また、雨パに対しても有効で、ボルトチェンジで場をかき乱しながら裏につなぐ役割もできる。

とつげきチョッキ型のため、対特殊アタッカーには無類の強さを誇る。HP管理の徹底は必要だが、パーティ単位で重めの特殊ゴーストとマリルリに対してはかなり強く出れる。

環境TOPのサーフゴーや量が増えてきたゲンガー、コノヨザルに対して有効なシャドーボールとゴーストテラスを採用して奇襲を仕掛けることも可能。最終盤では、でんきの火力が欲しかったり、ドラゴン対策でフェアリーテラス欲しいなあとも思ったので、改良の余地あり。

ただ、受けループの中のちょすいドオー入りに対しては、かなり選出を渋ることも。天然と貯水では、有利不利が逆転するので要注意。

 

基本選出

汎用性高め

oror

対受けループ

or

 

他は場合に応じて.

 

結果

最高順位は8864位(1/29)でまあまあかなと思い、最終日夜中も潜っていたのだが、運負けなども絡み、泥沼の12連敗に屈し、順位を落としまくった。2/1の朝5時くらいはもう完全に心が折れていたので、やむを得ずあきらめた。

まあ復帰勢だし、多少はね?(必死の言い訳)

ということでS2はこんな感じでした。不本意不本意な結果だったのでS3は何とか頑張りたいと思います。S3はパラドックスポケモンと準伝が解禁なので、まだまだ開拓のしがいがありそうで楽しみです。

それではみなさん、よきポケモンライフを!